100th.kiurfc2023年9月21日115: 日本一を目指すことから逃げない。 (青貫浩之・慶應義塾体育会蹴球部監督)日本ラグビーのルーツ校で、旧制三高と日本最古の定期戦を持っていた慶應義塾体育会蹴球部の青貫浩之監督に話を聞いた。 ――監督のラグビー履歴を。 ラグビーを始めたのは中学1年のころ。慶應の前監督の栗原徹さんが、高校3年でプレーしているのを見て、同じ清真学園でラグビーをしたいな、...
100th.kiurfc2023年6月22日6月24日(土)慶應義塾大学定期戦開催!&京大ラグビー部新入部員歓迎会のご案内来たる2023年6月24日(土)、慶應義塾大学との定期戦を開催いたします。 Aリーグ昇格を目指す村上組にとって慶應義塾大学戦は大変貴重な機会となります。チーム一丸となって励みますのでご声援よろしくお願い致します。 2022年6月25日定期戦(慶応義塾大日吉グラウンド)...
100th.kiurfc2022年4月28日079: 1971年シーズンを振り返る〈前編〉19年ぶりの慶應戦勝利と全国大学選手権出場(S47 前田眞孝/平岡康行/湯谷博/S48田代芳孝/石田徳治/S49清(旧姓吉川)史彦/S50 水田和彦)京大ラグビー部100周年を迎えるにあたって、S46年のシーズンを振り返ってみようと、当事者数名でZOOM座談会を開催した。 メンバーは、前田眞孝、平岡康行、湯谷博、田代芳孝、清(旧姓吉川)史彦、水田和彦の6名。 プロローグ:1971年12月19日...
100th.kiurfc2021年10月21日052: 【創世期編5】打倒慶応の夢かなわず/三高蹴球部(S55 真田 正明)慶応からラグビーを伝授された三高蹴球部(ラグビー部)の目標は、つねに「打倒慶応」だった。結局、目標は達成できずに旧制高校の歴史を閉じるのだが、最も夢に近づいたのが創部10年を前にした1916~19年ごろである。 創部当時のメンバーが抜け、資金難にも陥り、三高蹴球部はできて数...
100th.kiurfc2021年8月5日041: 【創世記編4】動き出した天狗たち(S55 真田 正明)まだ三高にも入っていない京都一中卒の浪人生、香山蕃が大正5年(1916年)、京大生らを集めてつくった天狗俱楽部は、岡崎の平安神宮前にあった広場で練習を始めた。結成後数か月で対外試合に臨み、初戦の神戸外人には3-14で敗れた。以来、天狗倶楽部は何度も神戸まで出かけているが、そ...
100th.kiurfc2021年1月7日010: 【創世記編3】祇園生まれのラグビーの申し子(S55 真田 正明)三味線の音が響き、白粉の香りが漂う紅灯の巷、京都祇園。その人物は生まれてから7歳までその真ん中で育った。ラグビー日本代表が初めて編成され、カナダ遠征したときの監督であり、3代目の日本ラグビー協会長になる香山蕃である。蕃は「しげる」と読むが、ラグビー関係者はみな親しみを込めて...
100th.kiurfc2020年11月24日「京都大学ラグビー部創部100周年記念事業」にあたって(S50 水田 和彦・KIU R.F.C.会長)令和2年(2020年)11月 京都大学ラグビーフットボールクラブ会長 水田和彦(1977年、昭和50年卒) 2022年我々は創部100周年を迎えようとしています。 新型コロナウイルスという思わぬ難敵が世界に拡散し、日常生活・社会に大きな被害・制約を与えています。昨年のラグ...
100th.kiurfc2020年11月20日NHK BSプレミアムで「戦後初の京大-慶大戦」がカラーで蘇る。(令和2年11月25日放送)NHKアーカイブスに保管されている、戦前から戦後の日本を撮影した貴重な映像記録「日本ニュース」が、フィルムの4Kデジタルリマスターと最新のAI技術によってカラー化され現代に蘇ります。 番組内では、終戦直後のスポーツの映像をオムニバス的に紹介。その中で、戦後初の京大-慶応の定...
100th.kiurfc2020年11月12日002: 【創世記編2】糺の森の楕円球(S55 真田 正明)下鴨神社の南に広がる糺(ただす)の森は、緑深い樹木に囲まれて小川が走り、紀元前の植生を今に伝えるという。その中央を貫く参道に並行して、流鏑馬用の馬場がある。南北約300メートル、幅20~30メートルほどのこの広場こそ、日本のラグビーが関西を中心に大きく広まるきっかけをつくっ...