桃太郎便でおなじみの株式会社 丸和運輸機関様からの寄付により、宇治グランドが全面的に整備され、2021年3月30日「京都大学丸和運輸機関ラグビーフィールド」としてオープニングセレモニーが開催されました。それにあわせて、代表取締役社長・和佐見勝様より、京大ラグビー部への激励文をいただきましたのでご紹介いたします。
京都大学ラグビー部への激励文
この度は、京都大学ラグビー部創部100周年を迎えられ心よりお祝い申し上げます。また京都大学におかれましては創立125周年を迎えられ誠におめでとうございます。
当社が京都大学125周年記念事業に宇治総合グラウンドの整備に関する寄附という形で協力でき、天然芝/人工芝グラウンドとトレーニングマシン等を設置したクラブハウスが刷新されましたことをたいへん光栄に思っております。今回の寄附は、当社が運営する社会人ラグビーチームと京都大学ラグビー部との合同練習がきっかけとなりました。私がグラウンドを訪れた際にプレーに支障が出るような状況が見て取れ、これは整備にご協力しなければと思った次第です。「報恩 感謝」を社是とし「豊かな社会づくりに貢献する」を経営理念に掲げる当社にとって、前途有望な京都大学の学生の皆さんの活動に貢献し、また日本ラグビー界発展の一助ともなることは大きな喜びです。
当社グループの関西丸和ロジスティクスがラグビーチームを発足させましたのは2016年です。ラグビーは他のスポーツと比べて社会人でプレーを続ける場が足りないと聞き、新卒社員として積極的に受け入れてきました。丸和のラグビー部では、5つの精神が求められています。誠実なプレー、熱き情熱、チームの結束、礼儀正しい規律、そしてプレーさせて頂くことへの感謝です。これらはいずれも当社の経営理念、社員の行動規範に通ずるもので、私の眼にはラグビーは丸和運輸機関グループの目指す姿そのものに見えています。だからこそすべてのラガーマンに、プレーを通してより良い社会人として成長してほしい、より良い人生を歩んでほしい、そして日本のラグビーをもっと応援したい、そう願っています。
今後は社業の分野でも共同研究や寄附講座など京都大学様との関係を深めていければと考えております。当社では災害時など有事の物流を支えるBCP物流に取り組んでおり、「AZ-COM丸和・支援ネットワーク」BCP諮問委員会に京都大学防災研究所の川瀬博教授に委員にご就任頂いております。このBCP分野に加えロジスティクスの先端分野など多方面で連携、協力できれば幸いと存じます。
京都大学といえば知力というイメージが先行されますが、ラグビー部に関しては分析力やコミュニケーション力に長け、その上で泥臭く相手に立ち向かう不屈の精神も持つ素晴らしいチームと聞き及んでおります。そのチーム文化を創造、継承され、結果として100年以上の歴史を紡いでこられましたことは、京都大学ラグビー部の誇りとされていることと存じ上げます。今後は京都大学125周年のスローガン『京大力、新輝点。』をベースとして一層飛躍されますことを期待しております。
末筆ながら、京都大学ラグビー部の益々のご発展と皆様方のご活躍を祈念致しまして、激励のメッセージとさせて頂きます。
株式会社丸和運輸機関
代表取締役社長 和佐見勝
京都大学丸和運輸機関ラグビーフィールド・竣工セレモニー
セレモニーには、京都大学は湊総長他理事の皆様、丸和運輸機関は和佐見社長他役員の皆様、ラグビー部からは水田会長、瀬戸口副会長、清野部長、溝口監督が出席し、現役部員が準備やご案内などを全面的にお手伝いしました。
湊総長、和佐見社長から挨拶を頂いたのち、水野主将が挨拶を務め、お三方でテープカットが行われました。
上のグランドは最新の人工芝グランドに整備されています。ラインはラグビー用が白で、他のサッカーやラクロスは青や赤です。昨年4月に完成しており、現在は基本的にこちらで練習しています。
下のグランドは天然芝改良工事が完了し、青々とした芝生が広がっています。
奥側の部室棟の1階がトレーニングルームとして改装され、最新のトレーニング機器が揃っています。
人工芝グランドの入り口には看板が建てられ、駐車場も整備されています。
京都大学の創立125周年記念事業としても位置付けられています。セレモニーの様子も掲載されています。
京都大学ラグビー部公式サイト
株式会社 丸和運輸機関ホームページ
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