NHKアーカイブスに保管されている、戦前から戦後の日本を撮影した貴重な映像記録「日本ニュース」が、フィルムの4Kデジタルリマスターと最新のAI技術によってカラー化され現代に蘇ります。
番組内では、終戦直後のスポーツの映像をオムニバス的に紹介。その中で、戦後初の京大-慶応の定期戦の様子も放送されます。
時間は20秒程度ではありますが、なかなか見ることのできない貴重な記録映像ですので、ぜひご覧ください。
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「4Kカラーでよみがえる 終戦直後の日本」
2020年11月25日(水) 午後10:14~午後10:57(43分)
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ちなみに、「京都大学ラグビー部60年史」によると、
東京で行われた戦後初の東西大学対抗戦、京大対慶應戦は、芝が伸び放題の日産厚生園(吉祥寺)で行われ、8-21で京大が敗れた。タッチジャッジに巽道明(旧姓長崎、昭和16年卒)がかけつけた。レフェリーをつとめた明治の北島忠治監督は、関東の戦後旗上げ試合(11月2日)の原動力ともなった人であるが、「京大は復興が早くてうらやましい」と語った。関東では東大、慶應、成蹊、成城ぐらいが復活したのみで、明治は復員学生の集まりが遅れ、明治との試合再開は実現できなかった。北島が八幡山に明治の部員を集めて、開墾、自給自足による再建を始めたのはそれからである。早稲田も現役だけのチーム編成は困難で、全早大(現役OB混成)対全帝大(東大・京大の現役OB混成チーム)の試合が京大グラウンドで行われたのは1月21日であった。
とあります。
(写真は「京都大学ラグビー部60年史」より転載)
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